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★国民の祝日★

日本の祝日がいくつあるのか、ご存じですか?現在、法律によって年間16日の「国民の祝日」が設けられており、その日は休日になります。

祝日は、「国民の祝日に関する法律」(昭和23年法律第178号。)という法律で定められており、その第1条では、その意義を次のように規定しています。

“自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。”

この法律で、祝日は「休日とする」とされています。これは、祝日が「国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日」であることを踏まえ、一人ひとりの国民が、祝日の意義を考え、平常の勤務を離れて、それにふさわしい一日を過ごすことができるようにするためといえます。

現在、祝日は1年間で16日あり、1月1日の「元日」、2月11日の「建国記念の日」のように日にちが固定されているものもあれば、「成人の日」や「海の日」のように、「○月の第○月曜日」と定められ、毎年連休になるように定められているものもあります。また、「春分の日」と「秋分の日」は、法律に具体的な月日は定められておらず、天文学上の言葉である「春分日」と「秋分日」とされています。これについては、国立天文台が毎年2月に公表する暦要項において、翌年の「春分の日」と「秋分の日」の日付が記載され、日にちが確定します。

令和6年(2024年)の祝日は次のとおりです。

令和6年(2024年)の「国民の祝日」

元日 1月1日 年のはじめを祝う。
成人の日 1月8日
※1月の第2月曜日
おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日 2月11日
※政令で定める日
建国をしのび、国を愛する心を養う。
天皇誕生日 2月23日 天皇の誕生日を祝う。
春分の日 3月20日
春分日
自然をたたえ、生物をいつくしむ。
昭和の日 4月29日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日 5月3日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日 5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日 7月15日
※7月の第3月曜日
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
山の日 8月11日 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。
敬老の日 9月16日
※9月の第3月曜日
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日 9月22日
※秋分日
祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。
スポーツの日 10月14日
※10月の第2月曜日
スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う。
文化の日 11月3日 自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日 11月23日 勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。

 

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